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注目のフィドラー:Michael Cleveland

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今日ご紹介する注目の若手フィドラーは、Michael Cleveland です。

彼は、一時、ロンダ・ビンセントとレイジでフィドルを弾いていましたが、彼らがニューヨーク来た時のステージで1回見たことがあります。

とてもシンプルな演奏で、特に、曲芸的な弾き方をするわけではないのですが、若いのにトラディッショナルなそれでいて非常に味のあるフィドルを聞かせてくれます。

少し目が不自由なのかもしれませんが、もちろん、そんなことは全く感じさせません。弓の持ち方もクラシックの方から言えば、全く「なっていない」持ち方なのですが、こんなに素晴らしい演奏を聞かせてくれます。

演奏はシンプルなのですが、かと言ってまねができるかというと、とても彼のようには弾けません。

独特の情熱が込められています。本当にフィドルが、そしてブルーグラスが好きなんだなぁ、ということがじわじわと伝わってくる演奏です。

上の写真は、彼のソロCD第一弾ですが、ここに収められている曲も、奇抜なものはなく、トラッドな曲が中心です。

例えば、
Lost Indian
Will You Be Satisfied That Way
Goodbye Old Pal
Lee Higway Blues

等です。

彼は、小さいときからその才能は認められていて、クリス・シーリーらと10台前半ぐらいの時からステージに立ったりしています。

小さい時からこの音楽の中で育ってきて、始めて出来るフィドルなんだろうと思います。

現在は、Dale Ann Bradley のバンドでフィドルを弾いています。

  by kasninoyh | 2006-02-15 22:28 | ブルーグラスプレーヤー

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