お宝拝見:TARO の Wade マンドリン
この間の金曜日(10月20日)は、池尻大橋のライブハウス Chad で TARO のマンドリン演奏を聴くことが出来たのですが、そのマンドリンにも触らせてもらうことができました。
TARO のあの繊細でスムースな音はどのようなマンドリンから出ているのか、と以前から興味深々だったのですが、それは、Wade のマンドリンでした。
これが、驚くほどボリュームも大きく、かつ弦がとてもよく滑べります。TARO のあのスムースなピッキングもこの楽器であれば可能なのか、と納得した次第。
私はどちらかというと力強く弾いてしまうのですが、TARO 曰く、なるべく柔らかく弾くのがコツだそうです。弦高も低めでした。
音程も繊細で、ちょっと狂うと大きく音が外れる感じです。
とにかく弾きやすく、こまかい刻みがとてもやりやすい楽器でした。
この Wade マンドリンは、大阪の Wade Instruments で作られているそうで、今でも60万から70万ぐらいで売っているそうです。
このような素晴らしい楽器を作る工房が日本にもあったんですね。
TARO も「一目ぼれした」とのことでした。
これ、本当に素晴らしい楽器ですね。
by kasninoyh | 2006-10-22 20:07 | 楽器・道具類