Celtic X'mas 2006:Tim O'Brien が来た!!

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なんとなんと、あの Tim O'Brien が来日していました!! 1985年以来、初めてのことです。

昨日(12月8日)、帰りがけに、何気なく、いつもお世話になっている MoonShiner 誌の12月号を見ていたら、何と「ティム・オブライエンがわが町、西宮にやってくる」という記事があるではないですか。

マンドリンで有名な秋元慎さんの記事です。「何だ、西宮か、東京には来ないのかなァ」と思って、コンサート&フェスティバルの欄をよくよく見たら、何と9日には、東京のすみだトリフォニーホール「ケルティック・クリスマス」に出るというではないですか。

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遅くなったのですが帰宅してネットを見てみたら、まだ当日券があるようでしたので、今日、すみだトリフォニーホールに行ってみました。

結構、たくさんお客さんが入っていましたが、まだ入場券はありました。ラッキー!

5時に開演して、最初は、アイリッシュの人気グループ、「ルナサ」のステージ。さすがに素晴らしい演奏でした。ルナサについては、また、別にレポートしたいと思います。

●Tim O'Brien & Dirk Powell

この後は、いよいよ Tim O'Brien Dirk Powell です。

この2人は、"Songs From The Mountain" という1998年発表のアルバムで一緒に演奏しています。

ちなみに、このアルバムは、話題となった映画 "Cold Mountain" でアメリカでのルーツ音楽への関心が高まったことに触発されて発表されています。

まず最初は、アルバム Crossing から Ireland's Green Shore で始まりました。

この Crossing というアルバムは、日本人の佐竹明さんが自分のレーベル ALULA で企画プロデュースして、1999年に発売されたアルバムです。

それから、先日、グラミー賞を取ったアルバム "Fiddler's Green" のことが紹介され、このアルバムの最初に収められている、"Pretty Fair Maid In the Garden" が演奏されました。この曲は、いい曲ですね。

同じアルバムから "Buffalo Skinners" も演奏されました。

Fiddler's Green と同じ時期に発売されたアルバム "Cornbread Nation" からは、タイトル曲の Cornbread Nation をやりました。

Dirk Powell は、主に Tim のバックでフレーリングのバンジョを弾いていましたが、途中でオールドタイミースタイルのフィドル曲も聞かせてくれました。

●Tim O'Brien & Paul Brady

Tim と Dirk の後は、インターミッションをはさんで、今回のメインゲスト、ポール・ブレディのステージがありました。

最後のステージでは、全員がセッションをやりましたが、その中で、Tim とポールのデュエットで Down In The Willow Garden をやってくれました。これは、アルバム Crossing でこの二人がデュエットしています。私にとっては、このデュエットが今日の一番でした。力強く素晴らしいハーモニーを聞かせてくれました。

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今回は、ケルティック・クリスマスということで、ケルティック中心のプログラムの中での Tim でしたので、当然、彼のケルティックの側面ばかりの演目となりました。彼は、ブルーグラスのスーパースターでもありますが、最近は自分のルーツをたどってアイリッシュに随分と突っ込んでいっている感じがあります。

Tim は、Hot Rise の時代から、どちらかというとプログレッシッブなイメージが結構強い人だったのですが、本当は、とてもトラッドな、それも本当に自分のルーツをたどってたどって、ついにアイリッシュまで行ってしまった人なんですね。

バンドとしてのパフォーマンスもとてもいいのですが、Tim の魅力の1つは、一人あるいは二人のシンプルなステージでの味のあるパフォーマンスです。

飾りのない、その人そのままといったステージ。マンドリンもフィドルも、その人からそのまま出てきた「素」をお出しします、という感じのストレートな、純粋なプレゼンテーションがなんとも言えない魅力です。

年齢と経験を重ねてきた、そして着実なファンの支持を積み重ねてきた「厚み」というものなんでしょうか。

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そしてライブの後には、サイン会もありました。Tim にサインをしてもらい、佐竹さんのことなどを少し話すことが出来ました。(Tim は、佐竹さんが、現在、ノースキャロライナで陶器を作っていることも知っていました。)

短い時間でしたが、濃厚で、とても満足なライブでした。

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  by kasninoyh | 2006-12-09 23:13 | ライブ・フェスレポート

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