宝塚フェス2008!!(その3):Sierra Hull & Highway 111

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いよいよ今回の宝塚フェスの呼び物、Sierra Hull & Highway 111 の演奏です。

メインステージの前は、フェスに来ている人が全て集まったかと思われる程、いっぱいの人で埋まっています。

9時ぴったりに Sierra Hull とバンドメンバーがステージに現れました。そしてマイクの調整に10分ぐらいかけました。

この辺の調整へのこだわりは、プロとして当然なのですが、「早くしろ」、の野次が飛んだりしました。マイク調整は、スタート前に決めておくべきなのでしょうが、今回のようなバンド連続演奏の環境ではそれは無理ですから、聞いている側もその辺の理解が必要だと思います。

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いよいよ演奏開始です。まずは、Daybreak In Dixie で始まりました。

いきなりマンドリンをフューチャーしたインストでした。お馴染みの曲なのですが、その乗りとスピード、そしてリックの豊富さは抜群です。

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次の曲は、Somehow Tonight でした。

彼女の歌を生で初めて聞きました。CDの通りのやさしい感じのリードです。YouTube の録音だと声が小さかったり音程が少しずれたり、ということがあったのですが、しっかりした素晴らし歌声でした。

3曲目は、彼女のデビューアルバムから That's All I Can Say でした。

この後、デビューアルバムから数曲演奏しました。

私は、このアルバムの中では、Two Winding Rails が好きなのですが、この曲も6曲目に演奏してくれました。この曲は、彼女と父親との合作だそうです。

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もちろん、インストもありました。5曲目は、お馴染みの Pike County Breakdown でした。

18歳の Cory Walker のバンジョーがスーパースピードでたくさんのロールを繰り出していました。

16歳のクリスチャン・ワードのフィドルもすごい。

ギターのシェーン・ブラックウエルも、10代のスーパーピッカー達にも負けないフラットピッキングを聞かせてくれ、Blue Night のリードを取ったりもしていました。

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私にとって圧巻だったのは、シェーンが弦を切ってしまってギターがなくなったところで、マンドリンとフィドル、ベースだけで演奏した Weeping Willow でした。

しずかなフィドルのイントロで入って、スローテンポで Weeping Willow を彼女が独唱しました。メロディーの美しさを強調したこういうやり方もあるんだなぁ、という感じでした。

その他、私がわかった曲は次の通りです。

Secrets
Pretend
From Now On
Little Cabin Home On The Hill
Virgil Calhurn

アンコールは、Sally Goodin でした。

本当に素晴らしいステージでした。1時間はあっという間に過ぎてしまいました。久しぶりに本物のブルーグラスを聞くことができました。

Sierra Hull は、マンドリンのテクも当然すごいのですが、それをひけらかすような演奏ではなく、全体のリズムもしっかりしていて、歌も丁寧に歌いこんでいきます。この人の「やさしさ」のようなものがよく伝わるステージでした。

かわいい17歳といったことだけで人気が出てきるのではなく、本当に実力をもったミュージシャンですね。更なる発展を期待したいと思います。

(つづく)
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  by kasninoyh | 2008-08-07 23:36 | ライブ・フェスレポート

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