カテゴリ:名曲のさわり録音( 23 )

 

さわりでごまかすビル・モンローの名曲(16):Roanoke

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今日の「さわりでごまかすブルーグラスの名曲」シリーズは、Roanoke です。マンドリンプレーヤーとっては、必須の曲の1つです。

ビル・モンローのこの曲のマンドリンのキックアップは、ちょっと難しいところがあります。というのは、どうしても1拍多いので、このタイミングを取るのが非常に難儀です。

私の録音のキックアップは、マーティー・ステュアートのバージョンで、必ずしもビル・モンローの通りではありません。(ビルがどのように弾いているのか、今ひとつ不明確です。)それにしても、とにかく早い曲なので、指の動きがついていっていませんね。

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★さわりでごまかすビル・モンローの名曲(16):Roanoke
(下線をクリックしてください。音が出るまで時間がかかる場合があります。)

Roanoke played by NINO

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この Roanoke という曲は、Joe Ahr という人が書いたことになっていますが、ビル・モンローのペンネームの1つです。

ビルは、ある時、バージニア州の Roanoke という町にある劇場で演奏したのですが、歯の調子が悪く食事に出る気がしないので、外出せずにこの曲を作った、ということです。

ビル・モンローの録音では、ツイン・フィドルがフューチャーされていて、これがすごくいいのですが、ケニー・ベーカーもそう感じたようで、この曲と Wheel Hoss の2つを聞いて、ビルの音楽に入れ込むことになったようです。

ケニーが離れていく時の音楽は、ビルの Jerusalem Ridge でしたが、結びつけたのは、ビルの Roanoke と Wheel Hoss だった訳です。
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  by kasninoyh | 2005-07-17 15:24 | 名曲のさわり録音

さわりでごまかすブルーグラスの名曲 コンテンポラリー編(1):E.M.D.

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今日の「さわりでごまかすブルーグラスの名曲シリーズ」は、少し毛色を変えて、コンテンポラリー・ブルーグラス、すなわち、最近の新しめのブルーグラスの曲に焦点を当ててみたいと思います。

最初は、Dowg の名曲 E.M.D. にしてみました。

新しい、といってもドーグは、もう随分歴史がありますよね。

たぶん、この曲は、David Grisman のドーグをやり始める時に最初にやる曲の1つだと思うのですが、今のところドーグというとこれしかできません。と言っても、聞かせられるようなできではないのですが、ジャムなどでも、結構、アドリブがやりやす曲ですのでトライしても損はないと思います。

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★さわりでごまかすブルーグラスの名曲 コンテンポラリー編(1):EMD
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E.M.D. played by NINO

○マンドリン: Gibson F5L
○ギター: Yamaha Silent Guitar SLG-100S
○フィドル: ドイツ製?

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今回は、初めて、ヤマハのサイレントギターを使ってみました。フィドルはいつもの通りサイレント・バイオリンなこともあり、音が今一です。マンドリンも録音するとなると、やっぱりいろいろ難しいです。

ところで、このE.M.D.という名前ですが、Ronnie Howard という人が作った Eat My Dust という映画のためにグリスマンが作曲したらしいのですが、どうもあんまりできばえの良い映画ではなかったらしく、グリスマンは、この曲がこんな映画と一緒にされてはたまらない、ということで略語だけをとって E.M.D. としたんだそうです。

ですから、この曲名には、必ずピリオドがいります

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この曲は、LPが出た時に買って聞いて直ぐ好きになったのですが、いったいどうやって弾くのか全くわからず、そのままになっていました。それが、数年前に買った "Doc Watson, David Grisman, In Concert" というビデオテープの中でグリスマンがこの曲を弾いているのを見て、そうか、こういう運指をしているのか、ということが分かった次第です。

ちょっとした弦を押さえる位置の工夫で、難しそうなリックも、結構簡単に弾けるものなんですね。
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  by kasninoyh | 2005-07-02 17:43 | 名曲のさわり録音

さわりでごまかすビル・モンローの名曲(15):Lonesome Moonlight Waltz

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今日の「さわりでごまかすブルーグラスの名曲」シリーズは、ビル・モンローのインストの名曲、Lonesome Moonlight Waltz を取り上げてみました。

この曲は、Kenny Baker のアルバム、"Kenny Baker Plays Bill Monroe" にも収録されていますので、ケニー・ベーカー・フィドルシリーズでもあります。

とても美しいメロディーを持つ曲で、結構、よく弾かれると思うのですが、マイナーで始まってメジャーで終わる、というユニークなコード進行を持っています。

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★さわりでごまかすビル・モンローの名曲(15):Lonesome Moonlight Waltz
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Lonsome Moonlight Waltz played by NINO

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それにしても、このようなスローな曲は、あらが目立ちますね。フィドルがサイレント・バイオリンということもあるのですが、それ以前の問題だなぁ、これは。それでも、私自身の練習にはなりました。

ビルがいつこの曲を作ったのかは知らないのですが、1970年の録音では、ケニー・ベイカー以下、3つのフィドルによるトリプルフィドルの曲として録音されています。この録音では、マンドリンによる短いイントロがとても印象的です。(上の自主録音は、ケニー・ベーカーのアルバムの方を元にしているのでシングルフィドルで録音しています。)
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  by kasninoyh | 2005-06-26 10:18 | 名曲のさわり録音

さわりでごまかすビル・モンローの名曲(14):Evening Prayer Blues

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今日の「さわりでごまかすシリーズ」は、ビル・モンローの名曲で、Evening Player Blues です。

この曲は、単調なモーダル調の曲で、メロディーが美しいというわけではないのですが、聞き始めると、変に、癖になる感じの曲です。

ビル・モンローのモーダルな曲は、こんな感じのが多いですよね。以前も、我々の間で、こういう曲は、「変な曲」と言っていました。マニアックな人達がやっている「変な曲」という意味です。でも、こういう曲は、どういうわけか、やっているうちに病みつきになってくるんです。

この曲は、ビル・モンローのインストルメンタルばかり集めたアルバム、"Master Of Bluegrass" に収録されています。このアルバムの曲は、どれも、「変な曲」の類で、あまり演奏されませんが、味がある曲ばかりですので、全部コピーしたいと思っています。

以前に、Old DagerfieldMy Last Days On Earth をアップしたことがあるのですが、この2つの曲もこのアルバムに入っています。

このアルバムをコピーして、マスター・オブ・ブルーグラスになろう!

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★さわりでごまかすビル・モンローの名曲(14): Evening Prayer Blues
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Evening Prayer Blues played by NINO

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コピーして直ぐに録音したので、まだ手がなじんでいません。そここでつっかかっていますが、もっと練習しよう!
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  by kasninoyh | 2005-06-24 22:27 | 名曲のさわり録音

さわりでごまかすビル・モンローの名曲(ビルの名前入り)(13):Bill's Dream

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今日は、さわりでごまかすビル・モンローの名曲シリーズとして、ビルの名前入りの曲で Bill's Dream の録音にトライしてみました。

この曲は、ツインフィドルの曲のようなのですが、まだ、セカンドフィドルの音があまり良く取れていません。マンドリンも少しとちっていますが、とりあえず、アップしておきます。

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★さわりでごまかすビル・モンローの名曲(13):Bill's Dream
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Bill's Dream played by NINO

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この曲は、ブルーグラス・ボーイズにバンジョー弾きとしてビル・キースが加わっていた頃に録音されたようです。ビル・キースが得意としていた Devil's Dream に触発されて、ビル・モンローがこの曲を作った、という説もあります。

とにかく、とりあえずの自主録音です。あまりにツインフィドルが合っていないので、後日、またやり直そうと思います。
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  by kasninoyh | 2005-06-20 23:13 | 名曲のさわり録音

さわりでごまかすビル・モンローの名曲(12):Blue Grass Special

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今日は、「ビル・モンローの名曲シリーズ」として、マンドリン・ブルースの名曲である Blue Grass Special を録音してみました。

マンドリン・ブルースの曲としては、今まで以下のような曲を録音しています。

Tennessee Blues (A)
Bluegrass Stomp (D)
Bluegrass Twist (G)
Honky Tonk Special (C)

今日の Blue Grass Special は、Aの曲で、最初の方のハンマー・オンがとても印象的な曲です。このハマー・オンが実はなかなかうまくいきません。このハマー・オンがうまくできるスピードに、全体のスピードが制限されてしまいます。この録音も今一つです。もう少し練習して、この次は、もっと早く弾けるようにがんぱろう!

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★さわりでごまかすビル・モンローの名曲(12):Blue Grass Special
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Blue Grass Special played by NINO

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1945年に行われたビル・モンローのコロンビアでの録音の第1回目に、この曲が録音されています。ビルが録音したインストの曲としては、Tennessee Blues に続いて、この曲が2曲目ということらしいのですが、これは、マンドリンのソロだけの Tennessee Blues の録音と違って、マンドリンに加えて、フィドル、バンジョ、アコーディオン等が交互に掛け合い演奏する、現在のインストの演奏スタイルになっています。

私の録音は、ビルの演奏のコピーというよりは、リッキー・スキャッグスの最近の録音からのコピーです。それにしても、途中でテンポが速くなってしまうなぁ。まぁ、いつものことだけど...
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  by kasninoyh | 2005-06-18 19:37 | 名曲のさわり録音

ビル・モンローの歌(11):I'm Blue, I'm Lonesome

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I'm BLue, I'm Lonesome。これは、大好きな曲です。いろいろな人がやっていますが、男性と女性のデュエットが素晴らしいです。

この曲は、James B. Smith 作ということになっていますが、ビル・モンローとハンク・ウイリアムスの共作のようです。ビルがメロディーを歌っているところをハンクが聞いて、歌詞をつけたんだそうです。

ビルとハンクというのは、結構、関係が深かったんですね。でも、この二人は、この曲を一緒には録音したり演奏したりはしていないようです。

とりあえず、1番だけをデュエットで録音してみましたが、う~ん、難しい。

巷では、「さわりで覚える○○の名曲」とかいう本が随分出ていますが、さしずめ、「さわりでごまかすブルーグラスの名曲」シリーズですね、これは。

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★「さわりでごまかすビル・モンローの名曲」(11):I'm Blue, I'm Lonesome
(下線をクリックしてみてください。音が出るまで時間がかかる場合があります。)

Blue And Lonesome played by NINO

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Down From The Mountain というDVDの中で、アリソン・クラウスとダン・ティミンスキーがデュエットしているライブが収録されていますが、これがいいですね。こんな風にできたらいいんですが...
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  by kasninoyh | 2005-06-04 15:01 | 名曲のさわり録音

ビル・モンローのインスト(ビルの名前入り)(10):Big Mon

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今日は、ビル・モンローのインストでビルの名前の入った曲のシリーズ第2弾として、Big Mon をトライしてみました。

この曲は、アメリカのジャムでよくやりました。日本ではあんまりやっていないみたいですね。単調な曲ですが、皆で乗ってくるとなかなかいい感じになります。楽器がいろいろあると、とっかえひっかえやって興が乗ってきます。

今回の録音は、初めてバンジョーを入れてみました。ギターははずして、オールドタイミーな感じを出してみたかったんですが、そもそもへたくそなんで、そんなことはしなくても、アメリカのド田舎の庭先で弾いているみたいで、そういう意味ではひなびた感じがでて良かった(?)かと思います。(う~ん、負け惜しみだ。。。)

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★自主録音:Big Mon
(下線をクリックしてみてください。音が出るまで時間がかかる時があります。)

Big Mon played by NINO (mp3ファイル)

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ところで、Big Mon の Mon は、いわずと知れた Monroe のことです。

リッキー・スキャグスが2000年に、ビル・モンローの曲を現代版に引きなおして、カントリー歌手などが歌っているCDを出していますが、その名前が "Big Mon" でした。
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このCDは、後に、Uncle Pen が追加されて、"Ricky Skaggs and Friends Sing the Songs of Bill Monroe" としてリイッシューされています。

Big Mon では、何だか普通の人には意味が分からなかったので、こんな長ったらしい名前にして出しなおしたのかもしれませんね。私は、このCDの力こぶに Big Mon と書いた絵が、とてもビル・モンローのごついイメージに合っていて、好きだったんですが...
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  by kasninoyh | 2005-05-28 22:13 | 名曲のさわり録音

ケニー・ベーカーシリーズ(2):Jerusalem Ridege


(↑これが Jerusalem Ridge の風景らしいのですが。。。。)

今日は、ビル・モンローのフィドルのインストの中でも人気の高い、Jerusalem Ridge を録音してみました。

アメリカに居た時に、フィドルをやりたいという女性は、随分多かったのですが、彼女らの一番やりたい曲の1つがこの Jerusalem Ridge でした。どういうわけでしょうかね。

この曲は、4部で出だしも結構難しいし、途中で2部から3部へ行くところでタイミングがずれます。これがなかなか難しい。一人でダビングしていると、特に難しいですね。

でもとにかく美しい曲です。Jerusalem Ridge とは何だ、エルサレムと何の関係があるのか、という質問をアメリカ人から随分受けましたが、これは、ビル・モンローの生まれた家の近くの土地の名前です。ビルにとって、とても愛着のある場所だったのかもしれません。それがどういうところなのか、私は知りませんが、美しいところだったんだと思います。

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★自主録音:Jerusalem Ridge
(下線をクリックしてみてください。音が出るまで時間がかかる場合があります。)

- Jerusalem Ridge playbed by NINO

フィドルがサイレントフィドルなので、どうも音が今ひとつです。もちろん、ほんとのフィドルで弾いてもたいしたことないのですが、やっぱり、どうも違うのかなぁ。

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これは、ケニーベーカーシリーズでもあります。彼のアルバム "Kenny Baker Plays BIll Monroe" に収められています。

ケニー・ベーカーは、本当に、ビルと長くキャリアーをともにした人ですが、最後の決別は、なんともさびしいもので、この曲と関係があるのです。

これもビルの性格、やり方に起因しています。

ケニーの兄弟が病気になり、明日をも知れぬ状態となったため、彼はその病床へ駆けつけるために、ビルにツアーのスケジュールがどうなっているのか聞いたのですが、例によってビルはまったくスケジュールを教えません。とういうより、ビルは、そういうことについての計画性というのは、全くない人だったようです。

ケニーの怒りは頂点にまで達していたようで、1984年の10月のアラバマでのステージで、最後に、観客からこの Jerusalem Ridge のアンコールがかかって、ビルは、ケニーにこの曲をやるように指示したのですが、頭にきていたケニーはこのアンコールを受けずに、「あんたが勝手にやったら」という捨て台詞を残してそのまま舞台を降り、そして、ブルーグラスボーイズには、二度と戻らなかったのです。

そういう因縁もある曲なのですが、でも美しい曲ですね。
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  by kasninoyh | 2005-05-23 23:15 | 名曲のさわり録音

ブルーグラスの中のケルティックの曲

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ブルーグラス音楽とケルティック音楽は、ご承知の通り、とても深い関係にあります。

ブルーグラスのジャム等で一般的に弾かれる曲の中にも、ケルティックの曲がいくつも入っています。例えば、次の通りです。

Drowsy Maggie
Fisher's Hornpipe
Flowers Of Edinburgh
Miller's Reel
Rickett's Hornpipe
St. Anne's Reel (=Canadian?)
Temperance Reel
Whiskey Before Breakfast


フィドルチューンのかなりのナンバーがケルティックです。

出所はどうあれ、いい曲はいいですよね。

ところで、突然ですが、ケルティック風の曲を録音しましたので、アップしておきます。題名は、一応、Don't Put All Your Eggs In the Same Basket ということです。

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★自主録音:Don't Put All Your Eggs In the Same Basket
(下線をクリックしてください。音が出るまで時間がかかる場合があります。)

Don't Put All Your Eggs In The Same Basket played by NINO 

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  by kasninoyh | 2005-05-16 21:07 | 名曲のさわり録音

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