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キャンプのマンドリンの先生:Mike Compton

c0032583_20584123.jpg2000年の6月に、ナッシュビルの郊外で NashCamp というブルーグラスキャンプに参加しマンドリンを習いましたが、この時は、先生が Mike Compton と Butch Baldassari の2人で、それぞれ2日づつの日程でした。

Mike Comptom は、かなり変わった人で、教え方もちょっと変わっていました。キャンプ初日の第一講義は、皆、どのようにマンドリンの弾き方を教えてもらえるか、と今か今かと待ち受けているわけですが、Mike は導入の話が長くて、なかなかマンドリンの弾き方の方へ行きません。

その話というのが、ビル・モンローの話で、Mike は、一時期、ビルと一緒に生活していたことがあるらしく、いろいろとその時の出来事などを話してくれていました。

その中で面白かったのは、ビル・モンローは、小さい頃、いろいろな意味で「おみそ」(=疎外されている)状態になることが多く、それをコンプレックスとして、後々まで引きずっていたという話です。

c0032583_1728051.jpg例えば、Mike は、いきなり、右のような図を取り出し、「これは、何だと思うか?」と聞くわけです。「どうも、家の見取り図のようだ」、と生徒の誰かが答えます。(右の図は、私がその時の記憶を頼って再現したものです。)

すると、「その通り。ところで、ビルは、ここのこの円をしたところが、自分の部屋だった、と私に言うんだが、何か気が付くことはないか?」とたたみかけてきます。何も気が付きませんよね。ところで、その円をしたところは、実は、その家の玄関なのです。

皆が、答えられずにいると、Mike は、「ビルは、私に、この家の、この玄関のところの部屋は自分の部屋だった、と話していたんだが、これは、要するに、自分の部屋は持っていなかった、ということなんだ。玄関に部屋があるわけがないだろう。ビルは、人前で、自分には部屋がなかった、とは言えなかったんだ。」と説明してくれました。

まぁ、そういう話も、おもしろいことはおもしろいんですが、早くマンドリンを教えてよ、という感じでした。

Mike は、ビル・モンロースタイルのブルース曲の弾き方を教えてくれました。ようやく、という感じでしたが、これが結構難しい。テクニックというより、弾き方のタイミングの問題でしょうか。

彼の教え方は、全て「口伝」方式で、タブ譜などはくれません。これが、トラディッショナルな教わり方かもしれませんが、初心者には難しいです。何を教わったのか覚えていないのですが、手元のメモによると、少なくとも Body & Soul はやったようです。

Mike Compton は、ご承知の通り、ビル・モンローばりのマンドリン奏法で有名ですが、ビル・モンローとも違った、独特のブルース風の演奏をする人だと思います。最近、John Hartford が亡くなるまで、そのバックを努めていましたが、非常に味のある演奏をしていたと思います。シンプルでテクニック的に秀逸、というのではないのですが、独特の味があって、聞けば、これは Mike Compton だ、とすぐわかる演奏です。
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  by kasninoyh | 2005-02-28 22:48 | ブルーグラスプレーヤー

ブルーグラスへの道:英国にてケルティック音楽に触れる

c0032583_22411897.jpg会社へ就職後のブルーグラスとの付き合いは、低調でしたが、そうこうしているうちに、英国へ行く機会をいただき、2年間をマンチェスターという街で過ごすことになりました。

英国では、英語になれる事に精一杯で、他のことに手を出す余裕はなかったのですが、それでも、性懲りもなく、英国へ行ってからギターを買ったり、フィドルを安く手に入れたりしました。

ブルーグラスとは縁のない生活でしたが、学校の周りにはアイリッシュパブが多くあり、週末には、アイリッシュ音楽をやっていたりしましたので、ケルティックの音楽には直接触れることができました。

c0032583_23335257.jpgアイリッシュパブには、休日になると、フィドルやティンホイッスルを持った老人達が、三々五々、集まってきて、演奏をしていました。これがセシオン/セッションというものなのでしょうか。決して技巧的にうまい演奏ではないのですが、独特の味があり、時には、周りの人がダンスをしたりして、とても楽しい雰囲気なので、スタウトと音楽を楽しむために、結構、これらのパブに行っていました。

その頃は、アイリッシュも、スコティッシュも、ウェリッシュも、イングリッシュも、その音楽(民謡)の違いはまったく分らず、同じように聞こえていました。

だいたいが、英国あるいはイギリスという国が、1つの国というより、4つの国の合成体で、未だに、いろいろとお互いに確執がある、ということは、行ってみて初めて知った次第です。

もちろん、北アイルランドの問題は大問題でしたし、アイルランド自体は別の国であることは、知ってはいましたが、スコットランドとウエールズも、非常強い独自意識を持っていて、「英国」と一括して呼ぶには、複雑すぎる歴史と人々の意識があるんだなぁ、ということが分りました。
やはり、この国は、正式名称の通り、"United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland" なんですね。

又、日本の皇室とは違って、英国王室は、このような国内と英国連邦を一定の形で統合していくために必須の機能を果たしている、ということも良く分りました。(現在、この英国王室の性格も変わりつつあるのかもしれませんが。)

さて、英国滞在中に、一回だけ、隣の国のアイルランドのダブリンへ1泊旅行に行ったことがあります。ダブリンの町は、ロンドンと同じように石造りの建物が多い街ですが、歩いている人がほとんど白人なので、街としては全く違う印象を受けました。(ロンドンは、黒人、インド人、アジア系と多様です。)

ダブリンでは、夜のパブめぐりがとても楽しかったのを覚えています。

c0032583_2250085.jpgアイルランドの人は、本当に音楽が好きなようで、たくさんのパブでフォークソングの演奏をやっていました。もちろん、観光客向けも多いのだと思いますが、地元の人が多いというパブを教えてもらって行って見ると、典型的なアイリッシュパブの2階建ての造りで、主に、2階では、フォークソングの演奏をやっていました。大きな広いパブの2階にステージがあり、木の椅子がずらっと並んでいて、そこでビールを飲みながら、皆で演奏を聞いたり踊ったりしていました。

この時の旅行で、特に気に入ったのが Paddy Reilly という歌手の歌で、トラディッショナルな曲が多かったのですが、どれも美しく、現地の言葉が入っていて歌詞は分らないのですが、今でも好きな曲となっています。

というわけで、英国では、ブルーグラスとは疎遠でしたが、その源でもあるケルティック音楽に直接触れることができたのは、大変な幸運でした。
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  by kasninoyh | 2005-02-27 22:57 | ブルーグラス遍歴

愛着の楽器(7):サイレントバイオリン

c0032583_22244084.jpg以前、お話した通り、フィドルは、中古を1台持っているのですが、これを家の中で弾いていると、たとえ、消音器を付けても、「うるさい」と家族から総すかんを喰います。

そこで、音がしないフィドルということで、ヤマハのサイレントバイオリンを買いました。

「サイレント」ということでボディーも全くのソリッドな木なのですが、これが、結構な音が出てしまいます。安普請の家であることもありますが、これがために、家族からの不満は、未だ解消していません。

音質は、値段相応のもので、本物の音とは程遠いのですが、ホールの中で弾いたような反響音も出してくれたりして、楽しい楽器ではあります。

又、CD等から、直接、音を取り入れ、その音に自分の演奏を乗せてヘッドフォーンで聞く、というようなことができるので、練習にはなります。

自分で録音する時も、エレキギターのように、直接、レコーダーに繋げて録音できるので、その点ではとても便利です。

ものすごく軽いので、持ち運びも楽です。(もちろん、出先にアンプがあることが条件ですが。)

しかしながら、我が家の条件としては、本当に音が出ない「完全サイレントバイオリン」が欲しいというところです。

尚、蛇足ながら、音のしないマンドリンも欲しいので、今、エピフォンで最近発売されたエレクトリック・マンドリンを注文中です。手元に届いたら、またレポートしたいと思います。
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  by kasninoyh | 2005-02-26 09:14 | 楽器・道具類

ブルーグラスの発声法(1):声の大きさ

ブルーグラスの歌唱法というのは、かなり独特のものかと思います。

所謂、トラッドなブルーグラスでは、ビル・モンローのハイ・ロンサム・サウンドに代表されるような、ビブラートのない、高い声、ボリュームのある歌い方、というのが特徴かと思います。

ブルーグラスと言っても、いろいろなスタイルがあるので、これでなければならない、というものはないのだろうとは思います。

しかし、フェスやジャム等を通じて、アメリカのプロの生の演奏に触れてみると、「やはり違うなぁ」、という感じはします。

ニューヨークでやっていたジャムに、もたまにプロの演奏家がやってきて、一緒に演奏したりしてくれることがあります。もちろん、いろいろなスタイルがあるのですが、総じて言える事は、彼らの歌声は、ものすごくボリュームがあって、圧倒されるものがある、ということです。

以前に、このブログでもご紹介した Greg Garing は、歌のうまさはともかく、声のボリュームについてはピカイチでした。

c0032583_22435413.jpg私のかよっていたジャムに、2、3回、 Buddy Merriam & Back Road という、ニューヨークのローカルで活躍しているバンドが来たことがあります。(彼らは、最近リリースされたDVD、"Bluegrass Journey" にも少し出てきています。)マンドリンのベテラン Buddy が中心のバンドですが、ボーカルは若い人たちで、彼らの歌は非常にボリュームがあり、乗りが違います。ハーモニーが良いということもあるのですが、その力強さ、ある意味では「粗っぽさ」が、トラッドなブルーグラスの魅力の一つです。

これは、洗練された美しさとは、別の、自然な荒々しさの魅力、とでも言ったらいいのでしょうか。この間亡くなったペンシルベニア州で活躍していた Bob Paisely 等もこの系統だと思います。

これは、伝統的な、民謡的な要素の強いスタイルを持っているブルーグラスの魅力の1つです。こういう類のブルーグラスの発声は、とにかくでかい声を出す、ということに尽きるようなところがあります。これは、ビブラートをしようにも、できないような歌い方です。

しかし、この良さは、現場で生の演奏に触れないとわかりません。CDやレコードになってしまうと、このような良さをつかむことは難しく、ただ荒っぽい演奏という感じだけになってしまいます。一度この良さを、生の演奏で知った上で、CDを聞けば違うのでしょうが、最初から録音だけでは、迫力がわからないのではないかと思います。

このような歌い方をベースに、リードボーカルとして、ビル・モンローやデル・マッカーリーのような、男性による「ある種無理をした(=テンションの高い)ハイ・テナー」が混じり合うと、生で聞いている聴衆には非常に「ビリビリ」と来るものがあります。これは、その場に居ないとわからない感覚かもしれません。
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  by kasninoyh | 2005-02-25 22:46 | ブルーグラス演奏

Natalie MacMaster のフィドル

c0032583_23493673.jpg今、Natalie MacMaster のフィドルのアルバムにはまっています。どういうわけか、ドラムやピアノが入った、このえらく現代的なケルティック・フィドルが素晴らしい。

アメリカでもちょっと前から随分人気が出ていて、TVのCMにも出たりしていましたが、つい最近までCDは聴いたことがありませんでした。

この独特のトリルがいいですね。これは、彼女の出身地であるカナダのケープ・ブレトン島に伝わる地域特有のサウンドなんでしょうか。アイリッシュというより、どちらかというとスコティッシュなんでしょうか。私には、違いがよくわかりませんが、とにかくいいですね。

私も、このアルバムの中から、1つ真似して弾いて見ましたので、アップしておきます。(この録音は、演奏の腕が悪い上に、サイレントフィドルでやっているので、音質が悪くなっています。ご容赦ください。それにしてもアップロードすると、えらく音質が落ちますね。やり方が悪いのかなぁ。)

- Johsefin's Waltz played by NINO (mp3)

Natalie は、ダンスも素晴らしいらしいのですが、まだ見たことはありません。やはり、フィドルを弾きながら踊るカナダのグループ Barrage が一時人気を博していましたが、こういうエネルギッシュな音楽も良いですねぇ。
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  by kasninoyh | 2005-02-24 23:01 | CD・DVD・Podcast

ブルーグラスへの道:就職後の三鷹楽器ブルーグラス教室

c0032583_23311053.jpg私が就職活動をした年は、第2次オイルショックとかで、不況下の非常に厳しい状況でしたが、何とか就職して、北海道から東京へ出てきました。

皆さん同じでしょうが、会社員の生活は、なかなか大変でした。お給料をもらって自分で使えるお金が多くなったのは良かったのですが、今度は自分の時間がありません。

だんだん、会社の仕事にも慣れては行きましたが、同時に忙しさも責任も増えていき、更に、ノルマもあって、相当フラストがたまってきていました。

その解消のためもあって、学生時代にやった音楽をやりたくなってきました。

まずは、クラシックギターを教えてくれる新堀ギター教室へ少し通いました。この時、ギター教室で委託販売していたドイツ製ギターのエドガー・メンヒに一目ぼれして、衝動買いしてしまいました。(これはえらく高かった!)でも、ギターの方は、なかなか進歩しませんでした。

c0032583_23202180.gifそのうち、ブルーグラスの楽器を教えてくれる教室が、当時、三鷹駅前にあった三鷹楽器でやっていることを知り、ここのマンドリン教室へ通い始めました。

先生もとても良い方で、丁寧にタブ譜を用意していただき、1音1音、弾き方を指導してくれます。生徒は、数名だったと思うのですが、レベルは皆同じ程度で、楽しく過ごさせてもらいました。

その時の先生に頼んで、バンジョやギターの教室の人を紹介してもらい、小さなグループのようなものを組んで、2、3回練習をしたりもしてみました。

三鷹楽器も、もう2年くらい前に閉店となってしまったようですね。あのお店にお世話になったアマチュアプレーヤーは、結構、多いのではないかと思いますが、やはり時代の流れでしょうか。(つづく)
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  by kasninoyh | 2005-02-24 22:43 | ブルーグラス遍歴

もう一人のマンドリンの先生:Todd Collins

c0032583_23441841.jpg私が、アメリカにいる時に、マンドリンを教えてもらった先生に、Todd Collins というニューヨーク地区で活躍しているマンドリンプレーヤーがいます。

この人は、結構、あちこちで積極的にライブ活動をしている人で、どちらかというとジャズっぽいものを弾いています。でも、どうやらこれは、聴衆に合わせている、というところがあるようで、本人は、トラッドなブルーグラスも大好きなようです。とてもやさしい人柄で、演奏にもそのやさしさが出ています。

その証拠に、最近(2002年)、教則本出版で有名な Mel Bay 社から"Monroe Intsrumentals - 25 Bill Monroe Favorites" という教則本を出しています。これは、ビル・モンローのマンドリン・インストのコピー譜で、私などにとっては、本当に「待ってました」という本です。

日本では、あまり弾いている人が居ないのかもしれませんが、これらのビル・モンローのインストは簡単なようでいて、複雑なところもあり、タイミングがずれていたり、調弦がちがったりといろいろ特殊なところがあります。とても重宝している本です。

c0032583_035260.jpgところで、以前にも書きましたが、Todd には、ソーホーで行われたブルーグラスフェスの時のマンドリンワークショップで、ビル・モンローの "Bluegrass Stomp" を教わりました。このような形で、一応、きっちりした形のメロディーを教わると、インプロビゼーションもやりやすくなります。ビルの曲は、いろいろな演奏があるので、主旋律(ビルが想定していたと思われるメインのメロディーライン)を把握することが、結構、難しいです。この時は、他にも、マンドリンコードの基礎(Major Triads)を教えてもらい、頭の整理になりました。

もう一度、別のブルーグラスフェスのワークショップでも、ビル・モンローのインストを習うことが出来ました。

Todd からは、このくらいしか習っていないので、先生とはいえないのですが、先ほど申し上げた教則本は、非常にお世話になっており、マンドリンばかりでなく、フィドルパートを演奏するときにも、非常に役立っており、15ドルぐらいの本だったと思うのですが、元はばっちり取れています。
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  by kasninoyh | 2005-02-23 22:07 | ブルーグラスプレーヤー

銀座の老舗ライブハウスでの初ライブ:2月21日

昨日(2月21日)の晩は、銀座の老舗ライブハウスでのライブに参加しました。私としては、マンドリンで参加したこのバンドでのデビュー演奏(?)でした。

昨晩は、このバンドがピンだったため、単独で3ステージをやる、ということで、相当なプレッシャーでした。30曲以上をやったわけですが、ほとんど以前聞いたこともやったこともない曲ばかりで、大変でした。しかも、いろいろあって、準備の練習としては、直前の土曜日一回きり、という最悪コンディションでした。

まぁ、我ながら「良くやるよ」、という感じですが、コーラスに加わることはできず、メロディーも取れていない曲が多いため、ブレークも平板になりがちでした。その上、マンドリンでバンド演奏することが久しぶり、ということもあり、乗りのない演奏に終始してしいました。

でも、練習は一回で、ほとんど全てやったことない曲だったんだから、よくやったよね---と自ら慰め、次回に向けて頑張りたいと思います。

月曜日の夜なのに、わざわざ来ていただいた、原宿のライブハウスをベースとするバンドの皆さん、ありがとうございました。ゲストタイムには、2曲程演奏していただきましたが、又、こちらのバンドでも頑張りましょう。

という訳で、最初のステージでしたが、私がリードを取った曲の録音を、ご参考までに以下に2つアップしておきます。(録音の質が悪くてすいません。クリックしていただければ、mp3プレーヤーで聞く、あるいはダウンロードできると思いますが、アップしているサイトの関係で、多少アクセスに時間がかかるかもしれません。)

●ライブの録音
- Tall Pine (mp3)

- We Live In Two Different World (mp3)
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  by kasninoyh | 2005-02-22 21:58 | ライブ活動

ブルーグラスをもっと広めるには (その1)

c0032583_0263591.jpgこれまで、いろいろなブルーグラスの魅力を探ってきましたが、これは、「どうしたらブルーグラスの良さを、もっと多くの人に分かってもらえるか」を考えたい、というところからスタートしています。

アメリカでは、ご承知の通り、映画 O'Brother の成功以来、ブルーグラスが復活の兆しを示し、若い人達の間でも、結構、聞いたり演奏したりする人が増えているようです。日本は、何でもアメリカの後追いをしていきますので、そのうちこちらでも復活してくるのかもしれません。

それはそれとして、これだけ魅力的な音楽を、より多くの人に好きになってもらうためには、ある一定の戦略的な動き、というのも必要かもしれません。まぁ、あんまりおおげさな事を言ってもはじまらないのですが、特に、若い人達にもっと振り向いてもらうためには、どうしたらいいのだろうか、を考えてみたいということです。

最近、ケルティックの方は、若い人も随分やるようになっている感じがします。やっている人は、まだまだ少ないのでしょうが、ブルーグラスのように、以前の一時期はやったことがあって、現在やっている人は、その当時やっていた人が中心、という構造ではなく、若い人も含めて、新たに好きになって、入ってくる人が多いように見受けられます。これは、ケルティックにそれだけの魅力がある、ということでしょう。

ブルーグラスだって、我々の世代はすごく好きになった人が多かったわけで、それなりの魅力があるのですから、同じような構造を作り出すことは、できるのかもしれません。「作り出す」というのは、ちょっと言い過ぎかもれませんが、身の回りから、ほんの少しでも輪を広げていくことはできるかもしれません。昔好きだった人たちだけのクローズド・サークルではなく、もっとオープンのサークルにできないか、ということです。

1つの可能性は、オープン・ジャムです。アイリッシュ音楽の方は、一般に開かれたセッションの場があって、皆で1つの曲を練習していくような場がいくつかあるようです。もちろん、曲そのものの持つしとやかな魅力も大きいと思いますが、このような安くてオープンな練習の場がある、というのは普及のきっかけとなるかもしれません。

その意味で、ブルーグラスのオープン・ジャムをやっていくような地道な努力は、意味があるのかもしれない、と考えるのですが、いかがでしょう。
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  by kasninoyh | 2005-02-21 22:02 | 身勝手ブルーグラス論

原宿ライブハウス定期演奏:2月17日

2月17日の木曜日は、原宿のライブハウスでの内輪の月例ライブでした。今回は、新曲はありませんでしたが、事前の練習では、今までの曲を総ざらいしてリフレッシュしました。

その時の演奏の模様を一部アップしておきましたので、お時間があれば、クリックしてみてください。う~ん、臨場感だけがとりえかなぁ。

●ライブの録音

- Early Morning Rain (mp3)

- Uncle Pen (mp3)
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  by kasninoyh | 2005-02-20 16:17 | ライブ活動

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