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私の一番好きなプレヤー:Tim O'Brien (1)

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「ブルーグラスプレーヤーの中で誰が一番好きですか?」と聞かれた時、現在の私の答えは、「Tim O'Brien です」ということになります。

ブルーグラスのメインストリートにずっといたというわけではなく、ブルーグラスでスタートしながら、非常に着実に、自分のやりたいこと、やりたい音楽を素直に追求してきた人ではないか、と思います。でも、いつも中心は、トラディッショナルな音楽が中心にあるように思われます。

Hot Rise で活躍し、カントリーやポップスのような曲を作り、現在は、ブルーグラスシーンでのいろいろな活動とともに、ケルティックの方まで行っています。

フィドルもマンドリンもギターもブズーキも、何でも弾いてしまいます。彼の楽器演奏は、ものすごいテクニックがある、というのではないのですが、とても味があります。なんとも独特の「味」です。特に、Tim のオールドタイムのフィドルは、すばらしい。あのような味は、長い間演奏してきた中でないと出てこない良さだと思います。(彼のフィドルとマンドリンについては、又、別稿で書きたいと思います。)

彼の歌も、すばらしいのですが、すごくうまいというのではなく、何か親しみをもたせます。でも、本当は、ものすごくうまいのですが。

なんとなく、なんでもできてしまって、器用貧乏のようなところがないわけではないのかもしれません。それが、「軽い」イメージをかもし出しているんでしょうか。

Bluegrassbox を聞いておられる方は多いと思いますが、このサイトで聞けるストーリーミングラジオ "Tim O'Brein Radio" は、私がしょっちゅう聞いている大好きな番組です。無料で、このようなすばらしいライブ音楽を、毎日、日替わりで聞けるというのは、嘘のような話です。

アメリカに居る時には、残念ながら、Tim のサインをもらうことはできませでしたが、Grey Fox Bluegrass Festival で毎年のようにステージは見ていました。

彼のステージは、必ずしも、ブルーグラスの曲はかりではありません。ケルティックあり、オールドタイミーあり、フォークあり、カントリーあり、ととても範囲が広いので、拡散したイメージを持ってしまいますが、その核は、あくまでも、トラディッショナルなもの、伝統と大衆に根ざした音楽だと思います。

私は、最近、ケルティック音楽にも大変惹かれていて勉強してみたいと思っているのですが、その意味でも Tim の傾向に合っています。

ところで、実は、私は、Tim と、生まれた年も同じなんです。(何の関係もないか。)
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  by kasninoyh | 2005-04-30 00:04 | ブルーグラスプレーヤー

ビル・モンローのインスト(6):とても美しい My Last Days Of Earth

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この曲 My Last Days Of Earth は、本当に美しい曲だと思います。

以前、ブルーグラス・ボーイズでフィドルを弾いていたジーン・ルウィンジャー氏が、「ビル・モンローがなくなった日は、この曲を一日中聞いていたよ」、と言っていました。

まずは、自主録音をアップしてみましたので、お時間あればお聞きください。最初と最後にマンドリンのハーモニックスが入っています。

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★My Last Days Of Earth の自主録音
(下線部分をクリックしてみてください。少し長い録音なので、音が出てくるまで少々時間がかかるかもしれません。)

My Last Days Of Earth played by NINO (4,996KB)

○マンドリン: Rigel R-100 tuned in open C# minor
○ギター: Santa Cruz Tony Rice Model
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この曲も、イレギュラーなチューニングを使います。このチューニングも、長らく私にとって謎だったのですが、ホームスパン・ビデオの教則ビデオ "The Mandolin Of Bill Monroe, Video 2" の中でサム・ブッシュが教えてくれていました。

調弦は、以下の通り、変則オープンDマイナーチューニングです。Get Up John に近いですが、もっと音程を上げるところがあるので、ヘビーな弦だとうまくいかないと思います。

★My Last Day On The Earth の調弦

1弦の1:E → F  
1弦の2:E → D 
2弦の1:A → C
2弦の2:A → A
3弦の1:D そのまま(D)
3弦の2:D そのまま(D)
4弦の1:G → A
4弦の2:G → A

私は、ずっとこのチューニングで練習してきたのですが、ビル・モンローの録音を聞くとちょっとチューニングが違います。最近、この録音のライナーノーツをよく見ていたら、ビルはこの曲の録音の時、半音落として録音した、と書いてありました。確かに、半音下げた方が、マンドリンに無理がかからないかもしれません。

それで、ご参考までに、ビル・モンローの録音によるチューニングは、以下の通りです。

★My Last Day On The Earth の調弦(ビル・モンローの録音バージョン)

1弦の1:E → E  
1弦の2:E → C# 
2弦の1:A → B
2弦の2:A → G#
3弦の1:D → C#
3弦の2:D → C#
4弦の1:G → G#
4弦の2:G → G#

ところで、この曲は、1981年の2月と4月に録音されています。アルバム名は、Master Of Bluegrass で、全てインストのアルバムとしては、3枚目とのことです。

ビルがこの曲を作ったのは、1980年頃のようです。この題名は、その頃、ビルに起こったできごとに関係しています。彼は、70歳も近くなってきて相当体力も弱ってきていたのに、年200日の演奏ペースを守っていましたが、ついに1980年の2月には倒れてしまい、病院へ担ぎ込まれました。

その病床に、長らく仲たがいして会ってもいなかったアール・スクラッグスが見舞いにやってきます。アールが、寝ているビルに向かって、「病気だと聞いてやってきた」と言った時、ビルは、ただ、「そうだ、癌だ」とシンプルに答えたそうです。

この時、アールとビルは、今までの仲たがいを解消して、お互いに尊敬しあっている、ということを確認したそうです。

この病床には、ジョン・ハートフォードもやってきて、病室に入るやいなや、「あなたは癌だって克服できる!」と叫んだそうです。結局、ビルはこの癌を手術して克服するのですが、ジョンとの友人関係は、この時から深まったとのこと。

ところで、この曲自体は、ビルの晩年の愛人の Virginia Sauffer のところで、あるとても寒い晩に作曲されたそうですが、題名は、このような病気の経験をした中から生まれてきたもののようです。

いろいろといわくのある曲ですね。

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さてさて、この曲の録音のほうですが、これもまったくブルーグラスらしくないものです。

まず最初に、水鳥の声と海の音で始まります。後半には、「あー」というコーラスとオーケストラが入っています。(この部分が1980年4月にオーバーダブされた。)恐らく、ビルの録音の中でも、最も、イレギュラーなもののと1つなのではないでしょうか。

最初と最後にハーモニックスが入っていますが、これは、時計の時間を刻む音を意味していて、特に、最後の4拍は、本当に人生の最後が来たということを象徴しています。

私の録音も、チューニングは、ビルのレコードと同じ、変則オープンC#マイナーにしています。

効果音も入れてみたかったのですが、適当なのが見つからなかったので、そのうち見つかったらオーバーダブしてみようと思っています。
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  by kasninoyh | 2005-04-29 22:57 | 名曲のさわり録音

軽井沢フェスでの演奏の録音

引き続いて、この間の週末(4月23、24日)に行われた軽井沢フェスでの我々のバンドの演奏の録音をアップしておきます。下の黄色い下線部分をクリックしてみてください。(録音時間が15分程度あるのでダウンロードに時間がかかるかもしれません。音質が悪くてすいません。)

23バンドも参加しているので、1バンド当たりの演奏時間は、20分程度です。我々のバンドの出番は、夜中の11時と遅く、もう聴いている人も、いい加減酔いが回って眠くなっている人が多かったと思います。

皆さん、本当に、ご苦労様でした!


★軽井沢フェスでのライブ演奏(約15分間、23MB)

尚、演奏の曲目は、以下の通りです。

Keep On Pushing (Country Gazette)
Don't Think Twice It's Alright (Bob Dylan)
Living In Our Country World (Front Porch String Band)
Forget Me Not (Country Gazette)
Cuckoo's Nest (Traditional)



↓この写真は、私どものバンドではありませんが、バンドのメンバーが助っ人で出演している、一番人気のあった若い女性フィドラーのバンドです。
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  by kasninoyh | 2005-04-28 23:41 | ライブ活動

ワンマイクの良さ

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★↑オリエントエクスプレスのワンマイクでの演奏。ニューヨーク北部のオッシニングのカフェにて。


ブルーグラスは、生のライブ演奏のパワーが魅力の1つだと思います。聞いている人の前で、実際にアコースティックの楽器を弾いて歌うということで、演奏者の実力がそのまま伝わるライブ性とその活きの良さが身上です。

ところで、その生のライブ演奏ですが、少し大きめのステージでやるということになってくると、ステージ上でのマイクの使い方が、「活きの良さ」を引き出せるかどうかの鍵を握ることになります。

ステージで演奏してみると、とにかく、自分達が弾いている音がどのように聴衆に聞こえているのか、全くわからず苦労された方も多いかと思います。もちろん、そのために、プレーヤー用のモニタースピーカーが備えられていることが多いわけですが、その場合でも、実際には、モニタースピーカーによって自分達の演奏状況を掴むことは、非常に難しいものです。

その上、たとえ演奏状況が分かって、まずいところを調整しようとしても、横に並んで、各自が1本づつ(あるいは楽器用も含めて2本)のマイクに向かって演奏していては、お互いに意思を疎通しあって調整する、ということは、ステージの上では困難に等しいことです。

それで、演奏をする前のマイクチェックやミキシングチェックがとても重要になるのですが、そのようにお膳立てすればする程、生の演奏の良さ、ビビッドさ、活きの良さが失われてしまいます。

更に、「1本の自分専用のマイクに向かって歌う」という場合には、マイクを通して「良く聞かせる」ために、それなりのテクニックを使うことになります。歌唱法が微妙に変わるわけです。マイクの前では、あまり声量を上げる必要もないし、声量を上げすぎると、綺麗にきこえません。

逆に、小さな音まで拾われてしまいますので、ちょっとした音程のずれ、歌の延びの部分の不安定性、ハーモニーのずれ等が明瞭にわかりますので、タイトなボイスコントロールが必要です。これは、伝統的なブルーグラスの歌い方とちょっと合わなかったりします。ハーモニーを付けた場合、各人の声量の違いもステージ上では、調整が難しいものです。PAがしっかりしていれば、この辺はその場で調整してくれるわけですが、いつもしっかりしたPAが居るというわけでもないと思います。

こういうことを考えると、デル・マッカリー・バンド等が採用している「ワンマイク方式」は、これらの欠陥をかなり補完してくれる方法で、臨場感をうまく捕らえられるやり方ではなか、と思います。

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1つの無指向性マイクの前で、バンドのメンバー全員の声をお互いに聞きながら、それをそのままマイクに乗せることができますので、どのような音が聴衆に響いているのか、がわかります。お互いの声や楽器の演奏が聞こえていますし、お互いの顔を見ながら演奏しているので、相互の合図によって調整もしやすく、声を張り上げるような歌い方でも、わりと自然に聴衆に伝わるような感じがします。

しかし、これは、無指向性マイクが演奏している全ての音を拾ってくれている、という前提でのことですので、マイクの性能に相当左右されるようですし、これまでの経験だと、ハウリングなどを起こした時の調整が難しいようです。

楽器も音量の違いが相当ありますので、バンジョー等はどこで弾いていても大丈夫かもしれませんが、マンドリン等音量の小さな楽器は、苦労します。それで、楽器ソロ演奏用に1本別のマイクを用意することもいいのかもしれません。もちろん、ベースは、別の専用マイクが必要です。

私自身もワンマイクで演奏した経験はそれ程ないのですが、PAを期待することができないアマチュアバンドとしては、充分検討に値するやり方ではないかと思っています。(もし、この辺のことをよくご存知の方がいらっしゃれば、ご教示ください。)
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  by kasninoyh | 2005-04-27 22:42 | ブルーグラス演奏

軽井沢フェスについて(4月23~24日)


浅間山が本当にすばらしく見えました。(下の写真は、ゴルフクラブハウスのベランダから撮った浅間山。)↓
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クラブハウスでの演奏風景です。こちらは、いつも原宿のライブハウスでご一緒しているバンドの皆さんです。↓
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今回は、若いお嬢さんのフィドルも入って、華やかでした。↓
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  by kasninoyh | 2005-04-25 23:07 | ライブ活動

軽井沢ブルーグラスフェス参加:4月23日、24日

この週末の土日は、恒例の春の軽井沢ブルーグラスフェスティバルに行ってきました。とても天気が良くて、浅間山が非常にきれいでした。

このフェスは、軽井沢太平洋クラブのクラブハウスでやるので、とても快適です。今回も100人くらいの人が集まり、23バンドが演奏し、夜にはジャムもやりました。

今回、特筆すべきは、大学生の若い女性が2名参加していたことで、フィドルもとても上手な人でした。やっぱり、若い人が加わることはうれしいことです。このフェスは、やっぱり高齢化が進んでいますので、若い世代が入ってくることが本当に大切です!

とりあえず、今日は、このフェスへの参加のご報告まで。写真や録音などのアップは、また後日したいと思います。

それでは、おやすみなさい。昨日は、遅くまでジャムをやっていたので、本当に疲れた。
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  by kasninoyh | 2005-04-24 23:31 | ライブ活動

原宿ライブハウスでの定例演奏:4月21日

昨日(4月21日)は、原宿のライブハウスでの定例ライブの日でした。今回は、新曲が3つもあり、なかなか気合の入ったステージ(?)だったかと思います。

新曲は、Living In Our Country World、Don't Think Twice It's Alright、Riding On The Moon の3曲です。

ご承知の通り、Don't Think Twice It's Alright は、ボブ・ディランの曲でPPM等が演奏しているフォークの曲ですが、我がバンドとしては、Early Morning Rain に引き続き、フォークシリーズ第2弾として取組んだものです。録音をご参考までにアップしておきました。キーがFでちょっと低いのですが、まぁまぁですかね。


★ライブ録音: Don't Think Twice It's Alright



このライブハウスの毎月第3木曜の夜は、我々のバンドを含めて3つのバンドがライブをやります。昨晩も、3つのバンドの演奏の後、いらして下さったお客様とのジャム(オープンマイク)をやってワイワイやりました。
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  by kasninoyh | 2005-04-22 23:06 | ライブ活動

ロックフェスで有名な Woodstock のブルーグラスジャム

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ニューヨーク地区でも、ずっと北の Woodstock というロックフェスティバルで有名な場所で、毎週日曜日の午後やっているブルーグラスジャム、Woodstock Bluegrass Jam があります。上の写真のピザ屋さん(Catskill Mountain Pizza) が、その演奏場所になっています。

Woodstock は、マンハッタンからだと、車で2時間半ぐらいかかるところで、ハドソン川沿いのちょっとしたリゾート地です。気の利いた小さなレストランや古道具屋が並んでいる、なかなかしゃれた町です。以前から、芸術家が多く住んでいるところで、いろいろな活動が行われているようです。確か、Bill Kieth もこの近くに住んでいたはずです。

こんな遠い所なので、物好きな私も、さすがに2回ぐらいしか行った事がないのですが、和気藹々とした、楽しいジャムでした。

このジャムの良い所は、若い人が多いことです。若いといっても、本当に若い、高校生とか大学生とかです。彼らの中には、楽器がめちゃくちゃにうまい人がいたりします。でも、ブルーグラスではなくて、クラシックでトレーニングされているので、これから、ブルーグラスをやる、というような人が多かったようです。それに、50代、60代のフォーク世代の人達が集まっていました。

Jonah Bruno という若いミュージシャンが中心となって運営されています。

ご参考までに、Woodstock Bluegrass Jam のウエブサイトは、こちらです。
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  by kasninoyh | 2005-04-22 22:29 | 米国・NYのブルーグラス

天才というしかない Chris Thile

世の中には、本当に天才がいるものです。それもものすごい早熟の。Chris Thile は、ブルーグラスマンドリンの世界でそのような存在でしょう。(ところで、彼の姓は、「シーリー」と発音するようです。)

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Chris が13才の時にリリースしたソロのCDがありますが、これを聞いた時は本当に衝撃でした。一番最初に収録されている Shadow Ridge については、いったいどのように弾いているのか、全くわからないので、本当にすごいな、と思ったことを覚えています。テクニックばかりでなく、音楽的にも素晴らしいです。上の写真がそのCD、Leading Off です。(1994年発売)

この Shadow Ridge は、当時、ジャム仲間のマンドリン弾きの間では、一大課題曲となっていました。でも、なかなか弾ける人はいません。ただ一人、Bob Jacson という人が綺麗に弾いていましたが、彼は、グリスマンの曲もほとんど全てをコピーしているという人間で、別格でした。

かくいう私もトライはしましたが、そもそも、音がとれませんでした。クロスピッキングであることは分かるのですが、フレットのどこでどう弾いているのか、皆目見当がつきませんでした。

そのうち、このCDの全曲を収めた楽譜が出版されたので、それを買ってきて練習を始めましたが、ようやく音は取れるようになったものの、今日に至るまで、あのCDのスピードでは弾けていません。まぁ、気長に練習していますが、これは、Brilliancy より、格段に難しい曲です。これを13歳の少年が自作して自演しているのですから、う~ん、何と申しましょうか、天才はやっぱりいるもんなのです。

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Chris Thile は、Nickel Creek の一員として活発に演奏活動していますが、若い人の間でも、結構人気が出てきています。ニューヨークに演奏にも来ていますが、New York Times にも大きく記事として取上げられるくらいでした。(上の写真がその時、2001年5月27日の記事です。ブルーグラス関係の人が、New York Times に大きく取上げ上げられるということは非常にまれなことです。)

Nickel Creek の演奏は、一回だけ、Grey Fox Festival で見たことがあります。丁度、その時には、日本人のマンドリニストの大塚明さんとご一緒していましたが、大塚さんは、プレヤーとしてフェスに来ていたので、メインステージの内側で Nickel Creek の演奏を聞いていて、「あいつは(=Chris Thile) 気違いだよ」と言っていました。

その時、Chris は、ステージで Shadow Ridge も弾きました。私は、ステージの真下で見ていたのですが、いとも簡単に弾いていましたね。う~ん、やっぱり天才なんだ。

c0032583_21515950.jpgこの Chris がマンドリンを教えている教則ビデオが Homespun Vido から出ていますが、このビデオは、左手の音階練習や右手のクロスピッキングの練習等、ものすごく基本的なことに重点を置いています。

具体的な曲の弾き方を分解して提示するというより、基礎トレーニングに重きをおいた、ある意味、非常に地味なビデオとなっています。あれだけの美しい演奏、スピーディーな演奏をしていくには、やはり、単調ではあるものの、音階練習などの基礎が重要なんでしょうね。

ちなみに、Chris がマンドリンを始めたのは、Jethro Burns を聞いてからということです。どちらも、基礎トレーニングを重視しています。

Chris は、今や、そのテクニックも演奏する音楽も、ずっと先にいってしまって、最近では、まったくジャズのような曲もやっていますが、でも彼のコアは、やっぱり、ブルーグラスなんだろうと思います。
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  by kasninoyh | 2005-04-21 22:46 | ブルーグラスプレーヤー

最初にお世話になったマンドリン教則本

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今日は、昔のなつかしい物が出てきてしまったので、ついここに掲載してしまいました。

この写真は、確かナターシャセブンのレコードに入っていた歌詞カードの1ページ目です。

このレコードは、学生の時に買ったような記憶がありますが、その頃、ブルーグラスのマンドリンを弾こうと思っていも、教則本は手に入らなかったかと思います。マンドリンと言えば、ラウンドバックマンドリンで弾くクラシックの方の教則本しかなかったと思います。

そんな時に、レコードの歌詞カードに書いてあった、この「マンドリン即席教室」の解説は、干天の慈雨のような感じがしたものです。

とっても短い解説なのですが、必要最低限のフレットの押さえ方やコードの弾き方等が書いてあって、とても役に立ちました。

これを書かれたかなうみたかひろさんに感謝感謝です。これが私のマンドリン事始だったように思います。
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  by kasninoyh | 2005-04-20 01:15 | ブルーグラス遍歴

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