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メロディック・バンジョの開祖:Bill Keith

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今日は、Melodic Banjo の第一人者、Bill Keith についてです。

アメリカに居る時に、Bill Keith のステージは2回見る機会がありました。

1つは、ニューヨーク北部のママロネックという町で行われたコンサートで、もう1つは、ボストン郊外で開催されたバンジョ専門のキャンプでです。

ママロネックのコンサートは、ブルーグラス音楽のコーディネーターとして名高いダウグ・タックマンが企画していたブルーグラス・コンサート・シリーズの1部でした。

ママロネックの町のコンサート・ホールは、200人ぐらいを収容する小規模なところですが、とてもアットホームでした。コンサートの前には、ジャムの時間があって、誰でも参加できます。インターミッションの時には、だいたいプレーヤー自身が出てきてロビーでCD販売とサインをしてくれます。Bill もサインをしたり、一緒に写真を撮ってくれたりしました。↓

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Bill Keith は、もう相当な歳になっているのかと思いますが、かくしゃくとしています。ただ、演奏は、往年の切れはうすれてきていていましたが、味がありました。

彼のバンジョー演奏を見ていて感じたのは、フレットの下から上へとよく移動することです。頻繁に上下するので、正直言って、よく間違えないものだな、と思いました。弦の縦の動きより、横の動きをよく使うようです。私はバンジョー弾きではないので良く分からないですが、我々が教わったクロマッティックの弾き方とは、少し違うのかもしれません。(ただし、これは的を得てないコメントかもしれません。)

もう一回、生の演奏をみた Banjo North というバンジョー・キャンプでは、小コンサートを聞いた後、夜中のジャムにも顔を出していて、一緒にジャムをすることができました。とは言っても、相当大人数のジャムでしたが。

とても気さくで、気の良いおじさん、という感じでした。

  by kasninoyh | 2005-07-06 22:52 | ブルーグラスプレーヤー

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