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どうして日本人がブルーグラスなんてやるんだ?ブルーグラスの魅力(その1)

 ずっと以前から、どうして日本人なのに、よりにもよって、アメリカ人だってあんまり聞かないブルーグラスなんかに熱中しているんだろうか、ということが頭にひっかかっていました。ただ好きだからやっている、という純粋な動機であることは良いのですが、これってただの時間の無駄ではないのでしょうか?(これは、うちのかみさんの言い分です。)どうして日本人がブルーグラスなんてやるんだ?ブルーグラスの魅力(その1)_c0032583_1347650.gif

何が魅力なのか?日本人がアメリカの民謡のような泥臭い音楽をやって意味があるのだろうか?ブルーグラス音楽について、いろいろと思うところを書いていきたいと思います。

 まず、ブルーグラスの何が我々を捕らえているのか、を考えて見たいと思います。それには、どうしてこの音楽が好きになったのか、から振り返っていくのがいいのかもしれません。

 私が青春時代を送った1970年代は、アメリカンフォークが最盛期で、PPMやブラザーズフォー、キングストントリオ等にあこがれ、ギターを買ってもらって、これらのグループの真似を始めました。やがて、キングストントリオが、バンジョという面白い楽器を使っていて、この音が早くてすごいと思い、いろいろ聴いていくと、バンジョを主体にやっている音楽があることが分り、これがブルーグラスだった、ということです。

 このような経緯を経てブルーグラスが好きになった人は、我々の世代には、大勢いるのではないかと思います。 (つづく)

  by kasninoyh | 2005-01-26 23:03 | 身勝手ブルーグラス論

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